今回は本番環境(EC2)でbundlerを導入する方法を紹介したいと思います。2行のコードを打ち込むだけ済む簡単な作業なので、パパッと終わらせてしまいましょう。
この記事は前回の続きとなっています。
↓前回の記事はこちら

bundlerとは
本番環境にbundlerを導入する前に、bundlerとはどういうものなのか確認しておきます。
bundlerとは、依存関係にあるgemを一括でインストールしたり、バージョン管理をしてくれるものです。
例えば、「○○というgemを使うには、△△というgemをインストールする必要がある」といった場合があります。そういった時に、△△というgemをインストールして、次に○○というgemをインストールして、、、って正直めんどくさいですよね?
この時に活躍するのがbundlerです。
bundlerを使えば、依存関係にあるgemを一括でインストールしてくれます。
導入手順
それでは実際に、bundlerを導入していきましょう。
まずはローカル(開発環境)で、どのバージョンのbundlerが使われているか確認します。
↓ ターミナル(ローカル)
$ bundler -v
次に、EC2側に同じバージョンのbundlerを導入します。
↓ ターミナル(EC2)
[ec2-user@ip-172-31-23-189 <リポジトリ名>]$ gem install bundler -v 2.0.2
「~ -v 2.0.2」の2.0.2の箇所は、ご自身のbundlerのバージョンに書き換えてください。
bundlerのインストールが完了したら、bundle installを実行しましょう。
↓ ターミナル(EC2)
[ec2-user@ip-172-31-23-189 <リポジトリ名>]$ bundle install
以上でbundlerの導入は完了です。
まとめ
- bundlerとは、依存関係にあるgemを一括インストールしたり、バージョン管理をしてくれるもの
- ローカル環境のbundlerのバージョンと本番環境のbundlerのバージョンを合わせなければならない
今回は本番環境(EC2)でbundlerを導入する方法を紹介しました。この機会にbundlerについての理解も深めていただけたらと思います。