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【Ruby】引数の可読性を高めることができるキーワード引数について簡単にまとめてみた

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今回は引数の可読性を高めることができる機能「キーワード引数」について簡単にまとめたので紹介したいと思います。基本的に引数が2つ以上になる場合はキーワード引数を設定し、可読性の高いコードになるよう心掛けましょう。

37:50からキーワード引数についての紹介が始まります。

キーワード引数とは

キーワード引数とはRuby2.0で導入された機能で、引数の意味を分かりやすく記述することができる機能です。引数の可読性を高め、バグや認識漏れを防ぐことができます。

キーワード引数を導入するメリットとしては以下の2つになります。

  • 引数の可読性を高めることができる
  • 引数の順序を考慮しなくて良い

引数の基本形

キーワード引数の前に、引数の基本形についておさらいしておきます。

メソッドを呼び出す部分に「本引数」、メソッドを定義している部分に「仮引数」を記載します。本引数と仮引数の名前が同じである必要はありません。

def first_name(name) # 仮引数
  puts "私の名前は#{name}です。"
end

name = "千葉"

first_name(name) # 本引数
=> 私の名前は千葉です。

 

複数の引数を渡す場合は、以下のように順序を考慮しなければなりません。

def person(last_name, first_name, age)
  puts "私の名前は#{last_name} #{first_name}で#{age}歳です。"
end

person('田中', '太郎', 35)
=> 私の名前は田中 太郎で35歳です。
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キーワード引数

キーワード引数では本引数部分に「キーワード: 値」を、仮引数部分には「キーワード:」を記述します。本引数と仮引数の値がキーワードによって紐づいています。

def person(last_name:, first_name:, age:)
  puts "私の名前は#{last_name} #{first_name}で#{age}歳です。"
end

person(last_name: '田中', first_name: '太郎', age: 35)
=> 私の名前は田中 太郎で35歳です。

 

キーワードによって紐づいているため、順序を考慮しなくても正常に動作します。

def person(last_name:, first_name:, age:)
  puts "私の名前は#{last_name} #{first_name}で#{age}歳です。"
end

person(last_name: '田中', age: 35, first_name: '太郎')
=> 私の名前は田中 太郎で35歳です。

デフォルト値の指定

通常の引数でもデフォルト値を設定することができましたが、キーワード引数でも同様にデフォルト値を指定することが可能です。

デフォルト値は仮引数にあらかじめ値をセットしておきます。以下の例では、last_nameとfirst_nameにデフォルト値をセットしています。

def person(last_name: '山田', first_name: '花子', age:)
  puts "私の名前は#{last_name} #{first_name}で#{age}歳です。"
end

 

本引数を指定しなかった場合、デフォルト値が使用されます。

def person(last_name: '山田', first_name: '花子', age:)
  puts "私の名前は#{last_name} #{first_name}で#{age}歳です。"
end

person(age: 35)
=> 私の名前は山田 花子で35歳です。

 

本引数を指定した場合はその値が使用されます。

def person(last_name: '山田', first_name: '花子', age:)
  puts "私の名前は#{last_name} #{first_name}で#{age}歳です。"
end

person(last_name: '田中', age: 35, first_name: '太郎')
=> 私の名前は田中 太郎で35歳です。

まとめ

  • キーワード引数とは、引数の意味を分かりやすく記述することができる機能のこと
  • キーワード引数を導入することで、引数の可読性を高めることができる
  • キーワード引数を導入することで、引数の順序を考慮しなくて良い
  • キーワード引数では本引数部分に「キーワード: 値」を、仮引数部分には「キーワード:」を記述する
  • キーワード引数ではデフォルト値を指定することも可能

参考

 

 

今回は引数の可読性を高めることができる機能「キーワード引数」について解説しました。引数が2つ以上になる場合はキーワード引数を指定し、可読性の高いコードになるよう心掛けましょう。

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