今回はletter_opener_webを用いて開発環境で送信したメールを確認する方法についてまとめたいと思います。DeviseやAction Mailerでメール送信機能を実装した際、メールが正常に送られたのかを確認する必要がありますが、letter_opener_webは最小限のセットアップで使用することができます。
この記事の内容
letter_opener_webとは

letter_opener_webとは、開発環境で送信したメールをブラウザで確認することができるgemです。ローカル環境で確認することができるため、メール送受信機能を実装した際には必須のgemとなっています。
letter_opener_webのセットアップ
letter_opener_webのセットアップ手順をまとめると以下のようになります。
- gemの追加
- Routingの追加
- config/environments/development.rbの編集
1. gemの追加
group :development do
gem 'letter_opener_web'
end
% bundle install
2. Routingの追加
Rails.application.routes.draw do
mount LetterOpenerWeb::Engine, at: "/letter_opener" if Rails.env.development?
# 省略
end
3. config/environments/development.rbの編集
Rails.application.configure do
# 省略
config.action_mailer.delivery_method = :letter_opener_web
end
たったこれだけの作業でブラウザ上でメールを確認することができるようになりました。
試しにサーバーを立ち上げ、http://localhost:3000/letter_openerにアクセスしてみてください。以下のような画面が表示されれば成功です。
ここに送信されたメールが表示されていく形になります。

まとめ
- letter_opener_webとは、開発環境で送信したメールをブラウザで確認することができるgem
- letter_opener_webはローカル環境でのみ使用するため、development環境に追加する
参考
今回はletter_opener_webを用いて開発環境で送信したメールを確認する方法についてまとめました。他にも様々な方法でメールを確認する方法はあるようですが、個人的にはletter_opener_webが一番簡単かなと思います。メール送受信機能を実装した際はぜひ導入してみてください。