今回は、誰でも簡単にECサイトを開設することができるサービス「PAY.JP」について解説したいと思います。決済サービスを利用するには高額の手数料がかかる場合がありますが、「PAY.JP」では格安の手数料でサービスを始めることができます。
PAY.JPとは

「PAY.JP」とは、簡単に決済機能を実装することができるAPIです。
APIとは、ソフトウェアの機能を外部の誰でも利用できることです。
例えばインスタグラム。インスタグラムにログインする際「Facebookへのアクセスを許可しますか?」という画面が出てきますよね。
このように、違うアプリからでも簡単にログインできるようになる仕組みがAPIです。
また「PAY.JP」は、ネットショップを無料で開設できるサービス「BASE(ベイス)」が運営しています。
PAY.JPの特徴
「PAY.JP」には、以下のような特徴があります。
- さまざまな言語やプラットフォームのライブラリをサポートしている
- 企業側が機密情報を保持することなく決済できる
- 手数料が安い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
さまざまな言語やプラットフォームのライブラリをサポートしている
幅広い開発者の層を予想しているため、様々な言語のライブラリが搭載されています。2020年1月10日現在では、以下の言語のライブラリが対応しています。
- Python
- Ruby
- PHP
- Java
- Node
- Perl
- Go
- iOS
- Android
企業側が機密情報を保持することなく決済できる
ユーザーが入力した口座番号や有効期限などの情報を、乱数に変換・処理することで企業が機密情報を保持することなく決済できます。
このように、ある情報を乱数に変換することをトークン化と言います。
手数料が安い
手数料はVisaとMasterCardが3.0%、American Express・JCB・Diners・Discoverが3.6%となっており、かなり安い料金プランとなっています。
登録方法
こちらから簡単に新規登録することができます。
メールアドレスの認証を行い、以下のような画面にアクセスできれば完了です。

まとめ
- PAY.JPとは、簡単に決済機能を実装することができるAPIのこと
- BASE(ベイス)が運営している
「PAY.JP」は、「申請に時間がかかる」、「取引手数料が高い」、「使いにくい」といった複雑なオンライン決済サービスの問題を解決してくれる便利な機能です。ネットショップを開業中、開業予定の方は「PAY.JP」の利用を考えてみてはいかがでしょうか。