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【Ruby基礎】ループ処理を実行してくれるwhile文を簡単にまとめてみた!

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今回は繰り返し処理(ループ処理)を実行してくれるメソッド、While文について紹介したいと思います。

ループ処理はよく使う機能なので、この機会にしっかりマスターしましょう。

while文とは

While文とは条件式がtrueの間、処理を繰り返す文のことです。

条件式が真の間は、無限に処理が繰り返されます。

while文の基本形

while文の基本形は以下の通りです。

while 条件式 do
# 処理を実行する
end

 

例題

numが10より小さい限り、numに2を加算する処理を繰り返す

num = 0
while num < 10 do
puts num
num += 2
end

上記の出力結果は、
0
2
4
6
8
となる。

1〜10までを順に足し合わせて、その都度表示するプログラム

sum = 0
num = 1
while num <= 10 do
sum += num
puts sum
num += 1
end

上記の出力結果は、
1
3
6
10
15
21
28
36
45
55
となる。

while文を終了するには

プログラムを終了せず同じ処理をずっと繰り返していると無限ループになってしまい、一向に処理が終わりません。

このループから抜け出すにはexitメソッドを呼び出します。

exitメソッド以降の処理が行われないということを確認するためのプログラム

while true do
exit
puts "この処理は行われないよ"
end

 

ユーザーがexitと入力するまで、処理が永遠に続くプログラム

while true do
input = gets.chomp #ユーザーの入力
if input == "exit" then
exit
end
puts "ループ中"
end

exitメソッドと同じ役割として、breakメソッドも使えます。

 

今回は繰り返し処理(ループ処理)を実行してくれるメソッド、While文について紹介しました。

よく使う機能なので、ぜひマスターしましょう!