今回は、if文を用いた条件分岐をよりシンプルに記述することができる三項演算子について解説したいと思います。if文を用いた長ったらしいコードは、三項演算子でスマートにできるのでぜひ試して見てください。
三項演算子とは
三項演算子(条件演算子)とは、if文を用いた条件分岐をシンプルに記述することができる演算子です。if文よりも三項演算子の方が多くのコードで用いられています。
記述方法は以下になります。
条件式 ? 処理1 : 処理2
条件式が真(true)だった場合は処理1を返し、条件式が偽(false)だった場合は処理2を返します。サンプルコードを見ていきましょう。
const number1 = 200;
const result1 = number1 > 100 ? 'OK' : 'NG'
console.log(result1)
=> OK
const number2 = 50;
const result2 = number2 > 100 ? 'OK' : 'NG'
console.log(result2)
=> NG
if文を用いて記述した場合、以下のように5行にコードになってしまいます。こういったことから、if文ではなく三項演算子を用いて記述するよう心がけましょう。
if (number > 100) {
console.log('OK')
} else {
console.log('NG')
}
まとめ
- 三項演算子とは、条件演算子とも呼ばれ、if文を用いた条件分岐をシンプルに記述することができる演算子である。
- 三項演算子は「条件式 ? 処理1 : 処理2」のように記述することができる。
参考
条件 (三項) 演算子:
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Operators/Conditional_Operator
今回は、if文を用いた条件分岐をよりシンプルに記述することができる三項演算子について解説しました。今後条件分岐を記述する場合は、ぜひ三項演算子を用いていただけたらと思います。